ご飯を炊く時に、木炭を入れるとふっくら炊けるとか、水の中に入れておくとおいしくなるとか、木炭のリ利用方法は、週刊誌や雑誌などにあれこれ紹介されています。
木炭には、プラスイオンを吸着して、マイナスイオンを増加させる働きがあります。それがご飯をふっくらさせたり、水をおいしくしてくれたりするパワーになるのです。
これを使わない手はありません。いろいろな物を浄化してくれるのならば、心だって浄化してくれるはず。そこで、まずは室内の空気をきれいにするために使いましょう。
部屋の中でのプラスイオンの増加は、体の酸化を助長し、疲労回復を遅らせたり、老化を早めたりします。
いつもはオフィスの汚れた空気の中にいるのですから、休日くらいは木炭を置いた部屋で過ごしてみましょう。
部屋に木炭を置けば、体に良い影響を与えるマイナスイオンで満ちるはず。そうしておいて、世間の汚濁(おだく)にまみれた体も心も浄化させるのです。
使う木炭は、洗剤を使わずに流水でよく洗い、10分ほど煮沸(しゃふつ)したあと、日陰でよく乾燥させておきます。それを、カゴなどの通気性のよいものに入れ、部屋の隅に置くだけです。そうしたらゆったりとゴロ寝でもして好きな雑誌でも読んでいれば、その間に心の洗濯もできてしまうというものです。